フックとボディの簡単な違い

はじめに

以下がフックとボディの打ち方です。

フックの打ち方
ボディの打ち方

生徒さんとのトレーニングを行わさせていただく中で、98%混乱する箇所がフックとボディの打ち方の違いです。

ここに差し掛かると「訳分からん」的な空気がじんわりと流れます。

細かい部分を述べると沢山になってしまうので、今回は二つに絞ります。

簡単ですが、ここだけ抑えればしっかりとした形になります。

以前、フックの打ち方の記事を書いているのでこちらも暇なときにご参照くださいませ。

Let's try!!

頭の位置

パンチの打ち方
フックの頭の位置
パンチの打ち方
ボディの頭の位置

まずは頭の位置です。

結論から述べると、フックは頭の位置を変えませんが、ボディは頭の位置を低くします。

理由は二つあります。

あまり重要ではないし、分かりにくいので、ここからは飛ばしてもOKです☆

1つ目は、相手のカウンターを防ぐためです。

ボディは相手のお腹を狙いますので、パンチする腕を下ろす必要があり、この際に自分の顎がガラ空きになることで、カウンターのリスクが高くなります。

膝を曲げ、低い態勢をとり、頭の位置を下げることで相手のカウンターを防止します。

2つ目は力強いパンチを打つためです。

フックもボディも腕を外側から回すパンチです。

この時、大胸筋や三角筋の前部分が働いで、肩関節を思いっきり曲げてくれます。

これらの筋肉を最大限働かせるために、なるべく肩と肘の位置を水平にしておく必要があります。

細かい説明はややこしいので省きますが、ボディを打つ時、つまりお腹にパンチを打つ時に肩と肘を水平に近づけるためには、膝を曲げ態勢を低くする必要があります。

まとめると、ボディの際に頭を下げることで安全に力強いパンチが打てるようになります。

両足にかける体重の割合

パンチの打ち方
フックの両足にかける重心割合
パンチの打ち方
ボディの両足にかける重心割合
(少し頭が上に位置しすぎています、、)

パンチが相手に当たった時に、自分の両足にどう体重をのせているかというお話です。

個人差がありますが、「フックは前足5:後足5」の半分ずつ、「ボディは前足9:後足1」の前方重心です。

理由としては人により異なりますが、これも上と同じで、安全に力強いパンチが打てるためと言えます。

こちらもあまり重要ではないので、ここからは飛ばしでも大丈夫です☆

本来、パンチは前足に多く重心をのせた方が強いパンチを打てます。

パンチングマシーンを想像すると、皆前足にめっちゃ体重のせて打ち込んでますよね。

ですがフックは相手との距離が近い攻撃なので、仕方なく後足に重心を移して相手と自分の距離を長くし、カウンターを防いでいます。

ボディも本当は後足に体重をのせて相手との距離を確保した方がいいのですが、頭の位置が低い分、カウンターのリスクが軽減されているので前足に体重のせたままおもいっきり打ち込もうという流れなのかと理解しています。

欧米のガタイのいい選手はボディも後足に重心をのっけて打つ選手がいるようです。

まとめ

ジムに通っている方で自己流で練習してきた人を今まで多く見てきました。

メリットもありますが、「中々上手くならない」「変な癖がつく」「怪我につながる」といったデメリットも多くあります。

私のトレーニングでは割と細かくしつこく、フォームを意識してもらいます。

フォームという土台がしっかりして初めて、その上にパワーやスピードが重なっていき、上達(強さ)につながり、自信となっていくためです。

これがパーソナルキックボクシングの強みだと考えています。

皆さんも、ぜひ美しいフォームを獲得して、心身ともにどんどん強くなっていただけたら嬉しいです。