キックボクシング=無酸素&有酸素運動の良いとこどり
キックは奇跡のスポーツ
会員さんが新築を建てらしたのですが、2階にサンドバッグを吊るしたお部屋を作ったそうです。羨ましい。
おそらく20年後、一家に1本のサンドバック時代が来るのでは無いでしょうか!
今後、キックボクシングはヨガやピラティス、ランニングと同じくらい身近で人気のスポーツになると思います。
その理由としては2つに大別でき、①メンタルヘルスにとても効果的であること②ダイエット効果が非常に高いことが挙げられます。
今回は②ダイエット効果が非常に高いことに注目していきます。
まず簡単に無酸素運動と有酸素運動について
【避けて通れない】簡単に無酸素運動と有酸素運動についてめっちゃかみ砕いて説明いたします。
人が運動を行うためには筋肉が動く必要があります。筋肉が動くためにはエネルギーが必要です。このエネルギーの補給源は大きく分けて2つあります。①筋肉内にあるエネルギー ②体脂肪内にあるエネルギーです。
①筋肉内にあるエネルギーは、運動開始時や高強度運動時(ベンチプレスなど筋トレ)の短時間運動時に使用され、この運動は酸素を使わないため無酸素運動と呼ばれております。これを行うと筋肥大が生じ、マッチョの皆さんはこれを中心に行います。
②体脂肪内にあるエネルギーは低~中強度運動時(ランニングなど)に使用され、長時間にも対応でき、この運動は酸素を使用するため有酸素運動と呼ばれております。マラソンランナーなど持久力系はこちらを中心に行います。
無酸素運動のメリット&デメリット
【メリット】
①「速筋」と呼ばれる瞬発力や大きな筋パワーを発揮する時に使用される太い筋繊維が優位に鍛えられる。
➡︎引き締まった美しい身体になれる。また高齢に伴って優位に萎縮しやすい筋繊維であるため、これを鍛えることで転倒防止や寝たきり防止につながる。
②筋肉量が増大することで基礎代謝量が増大し、痩せやすい身体作りが出来る。
【デメリット】
①筋肉に高負荷をかけるトレーニングが必要であるため比較的きつい運動が必要。
有酸素運動のメリット&デメリット
【メリット】
①「遅筋」と呼ばれる姿勢保持や持久力を発揮する際に必要となる細い筋繊維が優位に鍛えられる。
②心肺機能向上、毛細血管の酸素運搬能力の向上によりエネルギー消費能力向上、痩せやすい身体作りが出来る。
③脂肪を燃焼することが出来る。
④軽いランニングなど手軽に行うことが可能。
【デメリット】
①45分以上のランニングなど、長時間の有酸素運動はコルチゾールというストレスホルモンが多く放出され、筋繊維を壊す、また食欲増進、さらに老化を促進させてしまう。
3分間の全力トレーニングは無酸素運動と有酸素運動を最大限に引き出す
2~3分間で疲労困憊になる高強度の運動(800m走など)を行った時、人は最大酸素摂取量(その人が1分間で摂取出来る最大酸素量)に達するほどの沢山の酸素を摂取できます。これは、その人の有酸素運動能力を最大限に引き出したと言うことです。
また、最大酸素摂取量に達し、さらに身体が動かなくなるまで運動を続けた時点=筋肉中の無酸素性エネルギーも使い果たした状態と言えます。これはその人が持つ最大の無酸素運動能力を引き出せたと言う事ができます。
簡単に言い換えると、2~3分間動けなくなるまでガムシャラに運動を行う事で、その人の持っている有酸素運動と無酸素運動能力を最大限に刺激することが出来ると言う訳です。
キックボクシングは有酸素&無酸素の良いとこどりスポーツ
キックボクシングのミットトレーニングは2~3分間です。これを3セットほど行いますが、全て終えた後は、皆さんサウナから出てきたような、全て出し切った感が全身から溢れております。
トレーニング効果はその機能に最大の負荷をかけた時に最も向上します。
キックボクシングはまさに短時間の間に、その人の持つ有酸素運動と無酸素運動能力を最大限に引き出すことが出来ます。これはつまり、それぞれのメリットである、筋肉量を増大し基礎代謝量を上げ、かつ心肺機能向上、毛細血管の酸素運搬能力の向上により脂肪を消費しやすい、痩せやすい身体作りが出来ると言うことを示しております。
また走るだけに比べて全身の筋肉を鍛えられる、個人的な意見ですが楽しいからすぐに時間が経ってしまうと言う点もキックの良いところだなと考えます。
※キックボクシングとコルチゾールの関係は資料や文献など探せず、今回明言は避けます。どなたか何かご存知でしたらご教授くださいませ。
2~3分のみでは脂肪燃焼は期待出来ない
有酸素運動が最大に引き出されるのだから脂肪も燃焼されるでしょう?と思われるかもしれませんが、数分のミットトレーニングで燃焼される脂肪はたかが知れております。
重要なのは、数分のトレーニングで脂肪を燃焼しやすい身体作りが出来ると言う点です。最大酸素摂取量に到達することで、心肺機能を最大限に刺激出来る=日常生活での消費エネルギーを底上げできると言う考え方です。
また、サンドバッグやシャドーボクシング、筋トレなど含め、1回のトレーニングは1時間程度なので、全体で考えるとしっかり脂肪燃焼を行うことが出来ます(約500kcal)。
一回のトレーニングで脂肪を燃焼させるたけではなく、日常生活でも痩せやすい身体にしてくれる、さらに引き締まったかっこいい体型にしてくれるのが、キックボクシングという訳です。
まとめ
専門用語が出てきてややこしくしてしまって申し訳ないです。文章もまとまってないなと思います、、
もし説明が必要なところがありましたら直接ご連絡いただけたらと思います。よろしくお願いします。
一言でまとめると、痩せたい、筋肉もつけたい、体力もつけたい、身体をかっこよく引き締めたいならキックボクシングが最適解と言うことです!
数年前は珍しかったですが、今ではテレビに出ているモデルさんやタレントさんの多くがキックボクシングで絞っているのがインスタを見ていると分かります。
国の医療費が膨れ上がり、予防医療に向けて動き出した国政を見ても、今後は老若男女全ての人がキックボクシングに触れ、楽しく健康増進する時代が来てもおかしくないと思えます(国民の防衛力も上がり犯罪抑止力につながる、メンタルヘルスも改善され自殺率が下がる)。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
キックボクシングするならg-kick Sapporo!!