パンチの距離が近い人は恋愛が苦手
距離感の大切さ
パンチを打つ上でどのくらいの位置から放つか。これは遠ければ遠いほど良いです。何故なら相手の攻撃が当たらないから。
ダルシムやルフィといった特殊能力者を除き、どうすれば相手の攻撃が入らない遠くからパンチを打てるか、今回は書いていこうかと思います。
距離を決定する4つのポイント
相手に対してパンチを打つとき、距離を決定する4つのポイントを以下に挙げます。
①まずステップでどれくらい近くか
②腰と肩の回転
③肘の伸び具合
④左右の足への体重のかけ具合
この①〜④をうまいこと調整して自分の距離感を掴むことが出来れば、安全な距離からかっこいいパンチが打てます。
経験が浅い方の距離の取り方
経験が浅いと、①ステップで大きく近づきすぎ、④前足に重心を過度にかけて前のめりになりながらパンチを打ちます。こうすると②腰と肩の回転は小さく、③肘が曲がり、結果的に相手の攻撃範囲に自分の身体が入ってしまいます。
これではカウンターのリスクが大きくなるし、重心が前足に乗りすぎているので次の動作が遅れてしまいます。
人間は本能的に、目標物を目の前にすると近づこうとします。狩りでも、恋愛でも。だから①と④を無意識に選択するのは当然なのです。簡単そうに見えて難しい。
経験のある選手の距離の取り方
腕の良い狩人や恋愛の達人は距離を縮めすぎない。
経験を重ねたキックボクサーも同じで、②腰と肩の回転と③肘の伸びを十分に引き出し、④後ろ足に体重を残す(前のめりにならない)。②〜④を上手く引き出せる位置まで①ステップをする。
まとめ
サンドバックやミット、マンモスやタイプの人を目の前にすると、私たちは焦って無理に近づこうとしてしまいます。ここで自分の心を穏やかにして、闘争心と平常心のバランスを掴む。
「遠くから、足りない分は腰肩を入れ、肘を伸ばしてパンチする」
これを意識して繰り返しパンチをすることで、いつの間にかCOOLなキックボクサーになっているはずです!!
@g_kick_sapporo パンチの距離感!#g_kick_Sapporo #キックボクシング ♬ Pythagora Switch Opening Theme - Masami Kurihara