左のキックを強くする

右キックに比べて苦手な方が多い

右構えの方で初めて左キックをしてみると、思ったよりうまく行かないなという感想を抱く方が多い気がします。

繰り返せば必ずしっくりくるようになるのでとにかく諦めずに蹴り続けることがミソです。

ただ繰り返すだけでもいいのですが、いくつか注意点がありますので、せっかくなので今日は1個だけ覚えていただけたら幸いです。

どうぞ頭の隅にでも置いといていただけたらと思います。

ヒュイゴー!(←ださっ!)

スイッチの時の足の位置

左ミドルキックは動作を2つに分けることが出来ます(右構え)。

①左右の足を入れ替える(スイッチする)。
左脚を高く上げて蹴る

スイッチの仕方
正しいスイッチの方法
スイッチの仕方
左右の足をクロスさせる間違った方法

①の時、多くの人が足をクロスさせてしまいます。

その方がバランスを取りやすいためと考えます。

しかしこの方法だと、左足の振り出しの際に腰の回転が阻害されてしまい、力が入らなくなってしまいます。

左右の足はクロスさせない

スイッチの際、右足は外側に出し、クロスさせないことが大切です。

そうすることで腰の回転をうまくアシストすることが出来、強いキックを打つことが出来ます。

最初はバランスを保つのに苦労するかもしれませんが、すぐに慣れるので、一緒に頑張りましょう!

慣れてきたら

スイッチ→左キックに慣れてきたら、徐々に間隔を短くして、0.5秒くらいで左キックを打てるように練習してみましょう。

とくにかくスイッチの時間を短くすることが相手に見切られないコツです。

それにも慣れてきたら、ワンツーの後に左キックを打つなど、パンチとのコンビネーションの練習に入ります。

最初はゆっくりでいいのですが、スイッチ自体が隙の多い動作ですので、慣れてきたら右キックと同じスピードで打てるようなトレーニングが大切です。

ユーチューブでムエタイの試合等観ていただけたら、速さが実感できるかなと思います!

まとめ

右キックの時バージョンでほぼ同じことを書いている記事が過去にありましたのでこちらも暇なときにご一読下さい!

パンチでもキックでも何か一つ苦手なポイントがあるとそれを避けてしまう傾向になりがちなので、苦手なことは敢えて繰り返し練習することがおススメです。

そうするといつの間にか苦手意識を通り越して得意となって、周りに教えることが出来たりします。

特に出来なくても何かある訳ではないので、茶でも飲みながら、気楽に、気張らずに、気長にトレーニングしていただけたら幸いです(3K)。