1年間の総括

はじめに

パーソナルキックボクシングジムを初めて1年が経ちました。

1年間やっていて気づいたことがあるので、つらつらと書いていきます。

まず感謝

トレーナーというと基本的に人様に指導する立場であるので、私なんかすぐ忘れてしまうのですが、周りの人たちがいて初めて成り立つ業種であるので、まず感謝です。

サンキュ!

時間を割いてトレーニングを受けてくださるお客さん、場所を提供して下さっている会長、格闘技や運営に関してアドバイスをくれる方々、周りの知り合いや家族、友達などに対して、当たり前と思わずに、しっかり感謝の気持ちを言葉にして伝えることが大切だなーとしみじみ感じる1年でした。

その都度払いのキックボクシングパーソナル

一般的に格闘技ジムは入会費、月会費、年会費があっての通い放題というサブスク方式をとっているところが主流です。

ですが僕は場所と時間の制約があるので通い放題というサブスク方式は難しく、毎日通うことはできません。

例えるなら美容室のような、必要な時にお越しいただいて、その時にかかった料金を都度支払ってもらうという方式しかできませんでした。その代わり入会費や月会費などその他にかかる料金はありませんよ〜、退会も予約しなければ良いだけですよ〜みたいな。

最初はニーズ無いかなと不安でしたが、「月に1回くらいが良い」とか「とにかく入会も退会も手軽な方が良い」という方は多く、こういうのもありなんだなー、と感じる1年でした。

知識が足りない

現在はダイエット目的7割、メンタルヘルスやストレス発散目的2割、選手になりたい1割といった具合です。

どの分野に関しても、勉強すればするほど知識不足を実感しておりますが、特にメンタルヘルスとキックボクシングを関連づける研究や記事は多くなく、落ち込みのある方々にどれほど良いサービスを提供できているのか、不明な部分があります。

ただ、効果は確かに実感していただいており、僕自身も手応えを感じております。

体重と違って心の具合は数値化するのが難しいので、今後1年でもっと知識つけないとなーと感じる1年でした。

トレーナーは痩せない

洪水の如く汗を流しながら、サンドバッグやミットを打ち込んでいる人たちを目の前で見ていると、「自分も同じくらい運動している」と錯覚してしまい、好きなものを食べていた結果、1年間で言葉に出せないくらい肥えてしまいました。

流石に説得力がないので、7月まで減量中です。

トレーナーは見た目の清潔感だったり体型が重要なんだなーと感じる1年でした。

目の前の瞬間を全力で楽しむこと

祝日だけ休みなのですが、その日は1人で朝からサウナに行って、昼から大衆居酒屋でおじいちゃん達の中でビールを飲み、午後からは漫画喫茶で漫画を読むor映画を観るという最高のルーティーンを送っています。

水風呂から出て日向ぼっこしながら深呼吸した瞬間、隣席のおじいさん同士の会話を聞きながら最初のビールを飲んだ瞬間、面白い漫画にたまたま出会った瞬間、「あ〜生まれてきて良かった」と感じます。

キックボクシングのミットを持っている最中、会員さんが初めて良いパンチの音を出せた瞬間、何か花開くような、確かに目の奥が輝くような表情を、皆さんがしてくれます。

その瞬間を僕も共有しており、同じくらい感動します。

嫌な事件が多い世の中にこそ、目の前の感動に集中して楽しむことが大切かもなーと感じる1年でした。

まとめ

つまりは、謙虚に、気楽に、気長に、このよく分からない3Kを心がけてこれからもやっていこうかなと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!